椎名林檎ファンについて(片渕)

こんばんは。ハコベラのカタフチです。

 

突然ですが僕は今も昔も歌手の椎名林檎が大好きであります。

 

学生時代に椎名林檎と東京事変の音楽にはじめて触れたカタフチ。

小難しくひねくり回した歌詞。キャッチーさの無いメロディーライン。ただただなんだか凄そうな曲の世界観。

それらは当時中二病一直線であった僕のハートをぶち抜き、カタフチはおウチで親に隠れて一生懸命巻き舌で歌う練習をしたり

よく分かってもいないくせに「やっぱりこの歪んだギターの音だよねえ」など悦に浸ったりしながら、

ズブズブとその素敵なファッションメンヘラな世界へと堕ちていったのです。

 

今でこそオリンピックの演出をしたりシャレオツな大御所歌手感漂う椎名林檎さんですが、

僕が中学の頃の椎名林檎といえばやはりまだナース姿でガラスをぶち破っているヤバみの深い人というイメージが強く残っていました

ですから当然、椎名林檎ファンというのも好奇の目で見られるワケです。

初対面の相手に「ぼくはしいなりんごがすきです。」などとひと度言ったが最後、相手は「あーー、そっちね。」という風な嘲笑を浮かべ、

こいつは椎名林檎が好きなサブカル糞メガネ」という烙印を心の中でひそかに押します。

そして「えー意外だね」とか「あーなんかあの怖い人でしょ」とか適当なことを言って会話を終了させます。

自己紹介の場面で「椎名林檎が好き」という話題は恐ろしいほど無力でした。

 

 

また、当時のカタフチはただでさえスクールカースト3軍。

ここにさらに「椎名林檎狂い」のオプションまで加われば石を投げられるなどの迫害を受けかねません。

EXILEGReeeeNファンが最大の人権を得ていた頃、僕は隠れキリシタンの気持ちで椎名林檎への愛を温めていたのです

 

しかし、このような抑圧された環境でギリギリと育む愛というものは、それはもう大変ねじ曲がります。

「椎名林檎ってすごくない!?」「椎名林檎ってばりカッコよくない!?」「椎名林檎って唯一無二じゃない!?」

吐き出したい気持ちが吐き出せないこの息苦しさ、もどかしさ。

このパッツンパッツンに膨れ上がったフラストレーションは、ほんの少しの刺激で渋谷ハロウィンさながら歯止めのきかない爆発を起こします。

僕は気づけば、椎名林檎の痛いファンになっていました。

 

前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんな僕の経験を参考に椎名林檎の痛いファンにはどんなタイプがあるのか少しだけご紹介いたします。

興味があれば読んでみてください。

 

 

  ①椎名林檎以外のアーティストを馬鹿にするタイプ

 

 これは椎名林檎を聴くことがステータスであるかのように勘違いしてしまった人たちです。特に『GReeeeN』『いきものがかり』等は彼らの恰好の標的なので、話題に出さないほうがいいです。しかし『BLANKEY JET CITYなど椎名林檎自身がファンを公言しているアーティストに対しては、よく聴いた事もないくせに「いいよねー」とか言っちゃう傾向があるので要注意です。

 

 

椎名林檎の曲でさえも批判できちゃう自分かっこいいタイプ

 

 とても厄介です。特に『NIPPONなどのタイアップ曲が標的になりやすいです。彼らに対して、先程のような曲を好きだと言ってしまうと、「素人だね」といった感じで鼻で笑われるか、「こっちが本当の椎名林檎だから!」などと言われ、『加爾基 精液 栗ノ花』とかいう死ぬほど聴きにくいアルバムを渡されそうになるので逃げてください。逃げ方としては、彼らには『宗教』『メロウ』『修羅場(アダルトバージョン)』とか言っておけば「玄人だー!」と勝手に興奮し自分を見失うので、その隙に逃げましょう。

 

 

③キャッチーなJ-POPに親を殺されたタイプ  

 椎名林檎の痛いファンは、キャッチーな曲に親でも殺されたのかと思うほど、キャッチーな曲を毛嫌いする傾向があります。そして何かにつけて「オリコンは糞」などと口走ります。そのくせ椎名林檎がオリコン1位になったりすると「林檎女史さすが!」とか平気で言います。このタイプは大概手遅れなので、近寄らないほうがいいです。それでも仲良くなりたい場合は、適当に洋楽の話題でも振っておけば「やっぱ洋楽は違うよねー」と乗ってくれます。しかし彼ら自身洋楽の知識があまり無いので、結局会話は長続きしないでしょう。

 

 

 

いかがでしたか?

ちなみに僕は中学校の頃②のタイプでした。皆さんも早く目が覚めるといいですね。

 

 

P.S.

椎名林檎さんへ。音楽活動20周年、おめでとうございます。今月のライブ死ぬほど楽しみです。

 

 

おわり